2012年5月31日木曜日

韓国のおへそ・忠清北道4日間

ソウルからあまり離れていないにも関わらず、外国人には馴染みの薄い忠清北道(チュンチョン・プクト)。韓国で唯一海のない道(行政区域=日本で言う都道府県に当たる)で、韓国のおへそと呼ばれています。古代は、高句麗・新羅・百済の国境が接していて、三国角逐の場でもありました。山と川が綺麗で素朴ない中を味わえるところであり、登山やハイキング、釣りなどアウトドアを楽しむ人々でにぎわう場所です。


韓国の中心地にある忠清北道は、自然がいっぱい残されており自然を楽しむには最適な場所になっております。この忠清北道で、日本には無い山の形、川の流れを遊覧船に乗って楽しむ旅をご用意いたしました。丹陽八景を知っている日本のお客様はまだ少ないですので、この機会に先駆けとなって旅をしてみてはいかがでしょうか。



<ツアーポイント>
①「丹陽八景」(タニャンパルギョン)と呼ばれている場所へご案内いたします。生きる水墨画と呼ばれている程、素晴らしい絶景を一つの場所だけでなく8か所全て周ります。日本とは違う韓国の自然の美しさを味わえるようになっております。 
 
② 海外で温泉体験!海外の温泉施設を訪れたことがありますか。韓国の田舎でゆっくり温泉を楽しめるコースをご用意しました。1725年に発見されて以来、国内でも水質が良いことで有名な水安堡温泉(スアンボ・オンチョン)は、忠清北道を語る上では欠かせない場所です。 
 
③ 法住寺(ポプチュサ)での国宝とご対面。忠清北道にある法住寺は、国宝や文化財があることで有名です。特に国宝となっている雙獅子石燈は国宝5号に指定させています。ぜひ、日本の国宝との違いや日韓のお寺の違いを見てみる良いチャンスです。 
 
④ ソウルでは味わえない韓国の田舎の味をどうぞ。韓国の田舎で食べる美味しい空気と美味しいご飯、おかずをぜひご堪能下さい。 
 
★丹陽八景 
嶋譚三峰(トダムサンボン)・石門(ソンムン)・舎人岩(サイナム)・上仙岩(サンソナム)・中仙岩(チュンソナム)・下仙岩(ハソナム)・亀潭峰(クダムボン)・玉筍峰(オクスンボン) 
 
◆この旅行企画は受注型企画旅行(モデルコースおよび現地発着ツアー)です◆  
日本・韓国間の往復国際航空運賃含まれておりません。航空運賃は別料金となります。  
旅行代金は韓国国内・到着(空港または港)から出発(空港または港)までの日程表の記述通りの旅程(観光地・ホテル等の宿泊・食事等)の料金です。お客様のお好みにより観光地の選択・ホテルのグレード・食事の有無等の旅程内容を変更することが出来ます。また、韓国国内に到着および韓国国内から出発する空港または港が所属する都市(金浦・仁川空港ならばソウル、金海空港や釜山港ならば釜山)からのツアー参加および離脱も可能です。旅程内容の変更、現地からのツアー参加・離脱の際は料金が変更される場合がございます。  
下記以外の出発地あるいは延泊の場合も別途お見積り致します!お気軽にお問合せ下さい。

詳細はこちら↓

2012年5月27日日曜日

慶尚南道のパワースポット『山清』


先日、慶尚南道にある山清に行きました。
日本ではあまり知られていませんが、山清は漢方で有名な街で、ユネスコ世界記録遺産として登録されている東醫寶鑑(トンイポガム)という医学書が保管されていたり(ドラマのホジュンをご覧になった方は聞いたことあるかもしれません)、年中登山客が途絶えないという智異山の最高峰・天王峰や大源寺渓谷等が有名な山々や自然に囲まれた美しい街です。
山清にはパワースポットとして知られる2つの岩があります。東醫寶鑑村(トンイポガムチョン)にあるその2つの岩の周辺には大変良い“気”が集まっているそうです。(韓国で一番“気”が強い場所とも言われています)

亀の甲羅の形をした亀岩(コブッパウィ)

石鏡(ソッキョン)

 岩に頭をつけながら願い事を念じると願いが叶うとか。

ここでの“気”体験は本当にびっくり仰天・・・
言葉で説明してもなかなか信じられないと思うので、ぜひぜひ皆様にも現地でびっくり体験をしていただきたいです。

漢方の街というだけあって、食べ物もとても健康的です。
こちらは薬草ときのこのしゃぶしゃぶ。
時々くせのある薬草に出会いますが、おいしくいただけますし何より一口食べるごとに体の奥底から健康になれそうな気がします。
その他にも食べると体がぽかぽかと温まる
20種類以上の漢方と一緒に煮た「鴨の水炊き」等もおすすめです。
心も体も元気になる山清。私は個人的にとっても気に入り、ぜひ次回両親を連れて再訪したいと思っています。

韓国の一番美しい村1号に選ばれた南沙芸談村や
大源寺等まだまだおすすめスポットがたくさんあるので次回また紹介します。

山清に行ってみたい!という方はぜひ三進トラベルサービスにご相談ください。
その他、オーダーメイドの韓国旅行を提案致します!



2012年5月25日金曜日

「私の中の韓国」講演会に参加してきました☆


5月23日、韓国文化院で黒田福美さんの講演会が開催されました。


ジーンズに帽子、リュックを背負い颯爽と壇上に現れた黒田さん。今回のテーマである韓国の田舎の魅力について、風水や信仰といった文化的な側面から、そして旅先で出会った人々との交流といった人情的な側面から、深く掘り下げて熱くお話ししてくださいました。

紺碧の海や青い棚田、賑やかな市場や静かな山間のお寺、世話好きで温かいアジョッシやアジュンマの姿等々、次から次へと目に浮かび、ひととき韓国の田舎を黒田さんと一緒に旅したような気分を味わうことが出来ました。

あっという間の90分、もっとお話を聴きたかったけれども、次は自分で韓国の田舎の良さを体感しよう!ホールいっぱいの観客の皆さんも、きっとそんな気持ちになったのではないでしょうか。


慶尚南道・牛浦沼で小舟に乗りこみ探検?をする福美さん


黒田福美さんと行く!【麗しの南海岸・麗水世界博覧会観覧と韓国南部を巡る旅】詳細はこちら↓



2012年5月24日木曜日

夏休みに行く全羅北道・全州【又石大学】で学ぶ韓国語&伝統文化体験講座7日間


食と文化の都「全州(チョンジュ)」は、新羅によって滅ぼされた百済の復興を唱えて建国した後百済国の首都であり、朝鮮王朝発祥の地でもあります。連休期間中に大都会の喧騒を離れ、歴史溢れる全州の「又石(ウソク)大学韓国語教育院」で、活きた韓国語を学びながら伝統芸能や伝統文化の体験、名所見学など全羅北道(チョルラ・プクト)を大いに楽しんでいただきます。毎年おなじみで好評いただいている企画の短期プログラムです。


≪出発日≫2012年7月22日(日) 
≪期 間≫7月22日(日)から7月28日(土)までの6泊7日のプログラム 
≪出発地≫ソウル金浦・仁川各空港(日本各地・ソウル間の往復航空便は別途手配を承ります) 
≪主 管≫全北日報社・又石大学校   
≪協 力≫在日全北道民会 
 
●レベルに合わせた語学学習が可能 
●サウナ付王宮(ワングン)温泉宿舎に滞在 
●おひとり様参加大歓迎!うれしい1室1名利用! 
●地元の人たちとの文化体験や小旅行付き 
 
【「又石大学韓国語教育院」とは?】 
又石大学の附属期間として、外国人に対する豊富な実績と充実したプログラムを誇ります。 
-教育方針- 
①学習者の韓国語駆使能力による体系的な教育課程と各種特別活動を通じて教育效果を極大化させる。 
②教育院教授陣は言語教育全般に関する理論と韓国語の特性を研究し、教育現場の特性を考慮して最も効率的な韓国語教育方法を開発し授業に適用する。  
③韓国生活の実際を理解して感じることができる多様な文化体験プログラムを学生たちに提供する。 
 
【プログラム】 
韓国語授業15時間以上・伝統文化体験(韓紙工芸、コチュジャン作り、伝統舞踊体験など) 
 
【過去の文化体験実施例】 
全州伝統公演鑑賞、全州韓屋村見学、全州ビビンバ作り体験、淳昌コチュジャン体験、韓方薬体験、韓紙作り体験、韓国伝統舞踊体験、テコンドー体験、全羅北道各地名所観光、ナンタ体験 
※諸事情により、日程表のプログラム内容が変更されることがあります。1回のプログラムに全ての文化体験が組まれるわけではありません。
過去の参加者の声

◆このツアーは手配旅行です。 
◆日本からの韓国までの往復航空運賃は含まれておりません。別途ご用意ください。当社でも手配を承ります。 


詳細&お問い合わせはこちら↓
http://www.sanshin-travel.co.jp/tour/detail.php?sid=1374


14日間コースもございます↓
http://www.sanshin-travel.co.jp/tour/detail.php?sid=1375

2012年5月23日水曜日

【韓国通の女優・黒田福美と行く麗水万博(麗水EXPO)ツアー締切迫る!】

韓国の達人・黒田福美と行く!韓国ぐるぐる第3回【麗しの南海岸・麗水世界博覧会観覧と韓国南部を巡る旅】がまもなく締切となります。(6月1日)
日本の芸能界きっての韓国通で麗水万博の広報大使でもいらっしゃ黒田福美さんの楽しい解説を聞きながら万博をはじめ、順天(スンチョン)・河東(ハドン)といった南部地方を巡ります万博あり、自然あり、グルメありの3泊4日のツアーです。
どうぞこの機会をお見逃しなく!!

★本年5月より韓国全羅南道(チョルラ・ナムド)・麗水(ヨス)市で開催される世界博覧会[EXPO 2012 YEOSU KOREA]に、広報大使として活躍する女優の黒田福美さんと一緒 に旅する“韓国ぐるぐる”シリーズの第3回は、その万博観覧を含めた韓国南部の地方を旅します。麗水は、かつて豊臣秀吉が朝鮮王朝の英雄「李舜臣(イ・スンシン)」と戦ったゆかりの地域です。また世界五大沿岸湿地の順天湾(スンチョンマン)や、韓国伝統の生活様式を守る智異山麓の河東(ハドン)・青鶴洞(チョンハクトン)など一般のツアーではまだ知られざるスポットを訪ね、そしてその土地にクラス人々と触れ合い、地方旅行の醍醐味である美味しい料理を味わう、韓国をこれからもっと楽しみたい人にはうってつけの企画となっております。是非ご参加ください!


麗水世界博覧会(EXPO 2012 YEOSU KOREA)開催地の麗水市麗水新港一帯を含む全羅南道エリア



韓国通の女優・黒田福美と行く麗水万博(麗水EXPO)ツアー

≪出発日≫2012年6月6日(水)
≪期 間≫6月6日(水)から6月9日(土)までの3泊4日(ソウル延泊プランあり)
≪出発地≫日本9都市(福岡発着は釜山経由・それ以外の都市発着はソウル経由)


◆韓国通の女優・黒田福美さんが同行し案内。
◆麗水世界博覧会(EXPO 2012 YEOSU KOREA)を1日自由観覧。
◆グルメ全羅南道の郷土料理に舌鼓。
◆韓国屈指の智異山温泉に連泊。


ツアー詳細&お問い合わせはこちら↓
http://www.sanshin-travel.co.jp/tour/detail.php?sid=1364

福岡発着についてはこちら↓
http://www.sanshin-travel.co.jp/tour/detail.php?sid=1365

2012年5月22日火曜日

【おすすめツアー】マッコリ紀行*パンソリ鑑賞&グルメ&学忍堂に泊まる全州4日間

韓国の伝統酒・マッコリ。最近ではスーパーマーケットでも置かれるようになるくらい人気を集めております。地元韓国でも健康志向の高まりからマッコリが見直されるようになり、大手酒造会社はもちろん地元で細々と製造してきた小さな醸造元もいろいろなバリエーションのマッコリを製造・販売するようになりました。このマッコリを中心に韓国の伝統文化に間じかで触れるツアーを作りました。舞台は古都・全州(チョンジュ)です。韓国南西部・全羅道(チョルラド)の中心地として古くから栄え、高度な文化が花開いた所です。本ツアーでは古典芸能のひとつ・パンソリ鑑賞、様々な食材が集まった場所柄ゆえ発達した様々な全州料理の食事、そして韓国の都市では数少ない伝統家屋地区・韓屋(ハノク)の宿泊など、今までのパッケージツアーには無い企画をご用意させて頂きました。マッコリ紀行と題し4つの韓国を代表する伝統文化を心ゆくまで味わって頂く3泊4日の旅です。

≪出発日≫ 2012年7月26日(木) 
≪期 間≫ 2012年7月26日(木)から7月29日(日)までの3泊4日 
≪出発地≫ 成田・羽田・札幌・新潟・中部・関西・岡山・広島・福岡 
 


<ツアーポイント>

❀爽❀マッコリ❀❀ 

全州マッコリタウンでは安い飲み屋でやかんに入ったマッコリと沢山のおつまみが出てくる、昔から庶民の間で親しまれている飲み方です。大いに飲んで大いに味わうことのでき、マッコリを手軽に古き良き時代の店の雰囲気も楽しみながら頂けます。 
 
❁音❁パンソリ❁❁ 
全州伝統文化館(全州伝統文化センター)で毎月第4金曜日に開催されているパンソリ常設公演を鑑賞致します。 
 
❂味❂グルメ❂❂ 
食の都・全州にて韓定食・全州ビビンバ・コンナムルクッパ・全州釜飯といった最高の味をご賞味頂けます。 
 
❃癒❃学忍堂❃❃ 
100年以上前に建てられた伝統家屋の韓国高級旅館にご宿泊。暖かい韓屋の温もりを心行くまで感じられます。 
 
【全羅北道(チョルラ・プクト)と全州市(チョンジュ)】 
全羅北道は韓国南西部に位置し、かつては南部を含めて全羅道と呼ばれていました。西部は海岸と平野、東部は山岳地帯と多様な自然景観を持っています。このため豊かな農産物を産出し、特に米は昔から韓国の穀倉地帯と呼ばれるほど上質の物が生産されています。その物資の集積地となったのが全州です。1000年以上続く歴史を持ち、三国時代には完州(ワンジュ)という百済の都市として文献に登場します。統一新羅時代末期は後百済国の首都にもなりました。全州は平野部と山岳部の境に位置して、その両方から取れる作物を取引される街として繁栄しました。このため料理・音楽・工芸等の多様な文化が花開きました。全州は慶州(キョンジュ)・安東(アンドン)と並ぶ韓国の地方を代表する国際観光都市のひとつです。 
 
【全州韓屋村(チョンジュ・ハノクマウル)】 
全州韓屋村は韓国伝統家屋が多数保存されている地区です。約700棟あり、テーマパークではなく実際に住人が暮らしています。都市にある伝統家屋地区は韓国では非常に珍しくソウルの北村(プクチョン)に次ぐ規模を誇ります。かつては荒廃していましたが、近年の伝統文化の見直しにより整備が進みました。縁の反った瓦屋根、黒々とした木造建築、人の背丈ほどの土塀に細い路地、今の韓国には無い景色・雰囲気にワクワクさせられることでしょう。家屋群の中に宿泊施設や展示施設、美術製作体験施設など旅行者が伝統文化に触れる場所が数多く設けられています。 
 
【マッコリ(막걸리)】 
韓国の伝統醸造酒です。アルコール度数は約5%、どぶろくのように白く濁った酒で、やや甘めで弱く炭酸が効いているので飲み越しは爽やかです。別名を濁酒(タクチュ)、また農作業の合間に喉の渇きを潤すために飲まれた事から農酒(ノンジュ)、各家庭でも広く作られたので家醸酒(カヤンジュ)等とも呼ばれています。かつては韓国の代表的な酒として飲まれましたが、1970年頃から焼酎やビールに押され近年は消費量が大きく落ち込んでいました。しかし2009年から健康志向や日本での消費量増大が逆輸入する形で韓国でもマッコリが再び見直されるようになりました。現在ではかつての古い韓屋でやかんに入ったマッコリを気軽に飲むスタイルからフルーツを混ぜたマッコリをオシャレなバーで楽しむスタイルなど様々な形で親しまれています。 
 
【パンソリ(판소리)】 
全羅道で発達した古典芸能で歌い手と太鼓の二名で行う演劇です。太鼓の拍子に合わせながら歌い手が抑揚の効いた声で春香伝(チュニャンジョン)や沈清伝(シムチョンジョン)等の古典文学の物語を歌います。全羅道東部の東便制(トンピョンジェ)と西部の西便制(ソピョンジェ)の流派があります。西便制は林權澤(イム・グォンテク)監督の映画「風の丘を越えて」のテーマとなりました。現在は各地で定期公演が行われているのをはじめ、海外でも公演が行われ高い評価を受けています。パンソリは韓国文化の神髄の一つです。 
 
【グルメ・全州料理(전주음식)】 
朝鮮半島南西部に位置し東に山岳、西に平野と海岸を持つ全羅道は古代から豊かな土地でした。貴族階級の両班(ヤンバン)をはじめ一般庶民でさえ他の地域ではなかなか食べられない物を普段から食していたと言われています。その物資の集積地・全州は高度な料理が発達しました。宮廷料理を起源に持つ韓定食(ハンジョンシク)、たくさんの肉や野菜(ナムル)を温かいご飯の上に載せ唐辛子味噌(コチュジャン)を絡めて混ぜて食べるビビンバ、酔い覚ましの軽い食事・コンナムルクッパ(モヤシスープ御飯)等、韓国国内で食べられている全州発祥の料理は数多くあります。 
 
【学忍堂(ハギンダン)】 
全州韓屋村の中で最も古くからあり、朝鮮王朝末期に両班の邸宅として建設されました。日本統治時代は芸術家のサロンとして、1945年の解放後は政治家の宿泊所として使われました。韓国独立の父と言われる白凡・金九(キム・グ)も宿泊しました。建物は韓国式をベースにして和風・洋風も取り入れた建設当時の風習を良く表しています。 


ツアー詳細&お問い合わせはこちらから↓

2012年5月20日日曜日

ソウルからのオススメ日帰り旅行① 全州(チョンジュ)[全羅北道]


今回からソウルに23日あるいは34日のフリープランで旅行されるお客様に1日だけ使って、地方へのオススメ日帰り旅行を不定期ですが連載して行きたいと思います。

 ソウルから日帰りできる観光地は数多くありますが、最近人気のある街並みを散歩するコースとして、古くからの街並みが残り、ビビンバや軽くて健康にも良いと注目されている酒・マッコリ等、料理の美味しい所で有名な全州(チョンジュ)をご紹介します。全州は韓国の南西部にある全羅北道(チョルラ・プクト)の道都で、西は平野でその先には黄海が広がっており、東は山々が連なっています。海と山の接点に位置するため物資の集積地として古代から開け、短い期間ではありますが、韓国を構成する小国家の首都にもなりました。また、朝鮮王朝[13921910]の国王・李氏の故郷としても知られています。


全州観光の楽しみは何と言っても韓国の古い町並みが残る韓屋村の散策でしょう。約700棟現存し曲線の瓦屋根と木造建築、人の背丈ほどの土塀が特徴です。思いのままにゆっくりと、入ってみたいなと思った路地裏の狭い道をぶらりと歩き、行き止まりのようでその先に道が続き、また別の場所に出てきてしまった・・・ 静けさと落ち着きが心地良く、どんどんその先へその先へと歩いてしまうでしょう。
観光スポットとしては朝鮮王朝初代国王・李成桂(イ・ソンゲ)を祀った慶基殿(キョンギジョン)、韓国で古くからあるカトリック教会の殿洞聖堂(チョンドン・ソンダン)、李成桂が倭寇を撃退した時に宴会を開いたとされ、街並み一帯を見渡せる梧木台(オモクテ)、城郭都市・全州の南門・豊南門(プンナムムン)、王朝時代から続く南部市場(ナムブ・シジャン)などがあります。
屋内施設は韓紙や陶磁器など伝統工芸を展示した工芸品展示館、韓国式漢方薬を展示した韓方文化センター、木版書画体験舘などがあり、制作体験できる施設も数多くあります。これらをすべて見学すると一日では足りないくらいでしょう。

全州は料理の美味しい所でも有名です。海や山が近く、街の西側一帯に広がる湖南平野は昔から上質の米が採れる所として知られています。このため、かつてはしばしば争いが起き、日清戦争のきっかけとなった東学党の乱もこの地方で起こりました。このような豊富な食材を使った料理が全州ビビンバです。温かいご飯の上に色とりどりの野菜や肉をのせ、食べる時に唐辛子味噌[コチュジャン]に絡めながら混ぜます。これにたくさんのおかずとスープが付きますので食べ応えがあります。

ソウルから全州までのアクセスは高速バスなら江南の高速バスターミナル[セントラルシティ]から510分間隔で、東ソウルバスターミナルからは30分間隔で共に所要時間は3時間弱です。列車は龍山(ヨンサン)駅から高速鉄道KTXや一般列車がありますが、本数はバスから比べると少ないです。
朝早くソウルを出発し、午前中から全州を散策。ビビンバの昼食をとって、またぶらぶら歩き、疲れたら少し休憩。夕方に全州を発ち、夜にソウルに戻る。このような一日地方を満喫する旅行中の旅行をしてみてはいかがでしょうか。

★三進お得な情報★
726()から34日で全州の魅力を余すことなく取り入れた特選ツアー
【マッコリ紀行*パンソリ鑑賞&グルメ&学忍堂に泊まる全州4日間】
近日中公開!!
マッコリ
韓国が豊かになる以前の1970年代の雰囲気を残した全州のマッコリタウンでやかんに入ったマッコリをたくさんのおつまみを食べながら古きよき韓国を味わえます。

パンソリ
パンソリとは歌い手と太鼓の二名で奏でる韓国の古典音楽。太鼓の拍子に合わせながら歌い手が抑揚の効いた声で古典文学の物語を歌う韓国文化の神髄の一つです。

グルメ(全州料理)
豊かな物資の集まる全州は海の幸・山の幸が豊富で高度な料理が発達しました。宮廷料理を起源に持つ韓国版フルコース・韓定食、たくさんの肉や野菜(ナムル)を御飯の上に載せ一緒に混ぜて食べるご存知ビビンバ、酔い覚まし・酔い止めとして食べるあっさりとしたコンナムル・クッパ(モヤシスープ御飯)など、代表的料理をすべてツアーに取り入れてございます。

学忍堂(ハギンダン)[伝統家屋宿泊]
学忍堂は全州韓屋村でも最も古くからある韓屋で韓国独立の父と言われる白凡・金九(キム・グ)とも縁のある所です。


このように全州の文化を余すことなく凝縮したツアーです。どうぞお楽しみに!!

三進トラベルサービスホームページ





2012年5月16日水曜日

国道7号線東海(日本海)沿岸北上/秘境徳邱温泉4日間


東海岸は、観光地としては、まだあまり知られておりません。それゆえに数多くの自然や田舎の風景が残されています。観光客が少ない土地で素朴な韓国の風景を体感してみませんか?
期 間: 3泊4日
出発地: 成田、関西
東海岸は、三陟・江陵が有名ですが、このツアーではまだまだ知らない観光地を巡ります。東海岸を釜山から上り江原道、そして仁川空港から日本に帰国します。寺院をはじめ、洞窟・渓谷など、日常生活を離れた風情がある場所を楽しむことができます。ソウルのにぎわいとは違う、落ち着いた大人の韓国旅行に行ってみましょう。
※上記以外の出発日・出発地の場合も別途お見積もりいたします!
気軽にお問い合わせください。
詳細&お問い合わせはこちら↓