朴基碩先生と行く韓国文化・芸術・歴史の旅シリーズ第4回【京畿道・ソウル編】
≪出発日≫ 2012年10月13日(土)
≪期 間≫ 10月13日(土)から10月16日(火)までの3泊4日
≪出発地≫ 成田・羽田・札幌・新潟・中部・関西・岡山・広島・福岡
【朴基碩(パク・キソク)先生のプロフィール】
1937年東京に生まれる。大学に至るまで全て朝鮮学校卒業。雑誌記者、私企業に従事し、10年程前から横浜で「韓国語塾」開講。<日本と朝鮮半島-2000年に渡る人と文化の交流>をテーマに、毎年韓国旅行を企画。
著書に長編小説「ぼくらの旗」(総合企画ウイル出版)等がある。
【学生の街・新村(シンチョン)にて韓国の学生と交歓食事会】
ツアー3日目に韓国の学生との食事会を設定致しました。普通の旅行では一般市民と交流を持つ事はほとんど出来ません。本ツアーにおいて普段話す機会のない一般の韓国人と直接交流を持って頂けたらと思っております。
【貞洞劇場(チョンドン・ククチャン)・美笑(ミソ・미소)】
1997年の開始以来、4200回定期公演を数え72万人以上が観覧した韓国を代表する演劇です。古典小説「春香伝」(チュニャンジョン)をモチーフにパンソリ、サムルノリ、仮面劇、伽耶琴演奏など古典芸能を劇中、随所に取り入れています。
【安城(アンソン)・男寺党(ナムサダン)ノリ】
男寺党とは朝鮮王朝後期に全国の村々を放浪しながら歌や踊り、曲芸など様々なパフォーマンスを披露した芸術集団です。全国の男寺党で最も実力があったのが安城の男寺党で、それを記念してこの地で常設の公演が行われるようになりました。
【隆陵(ユンヌン)と健陵(コルルン)】
隆陵はドラマ『イサン』の主人公で水原華城を建設した正祖(チョンジョ)の父で、謀反の疑いをかけられ非業の死を遂げた荘献世子(チャンホン・セジャ)[思悼世子(サド・セジャ)]と妃・恵慶宮洪氏(ヘギョングン・ホンシ)の陵墓です。健陵は正祖と孝懿(ヒョイ)王后の陵墓です。2つの陵墓は隣り合っており隆健陵とも呼ばれています。ユネスコ世界遺産に登録されています。
【朝鮮王朝ディープ探訪・景福宮(キョンボックン)とその界隈】
景福宮は1395年に置かれた朝鮮王朝の正宮です。1392年に初代国王の李成桂(イ・ソンゲ)が高麗を滅ぼして朝鮮を建国し、首都を開城(ケソン)から漢城(ハンソン)[現在のソウル]に遷都した際に建設されました。1952年に始まる壬辰倭乱(イムジヌェラン)[日本名:文禄の役]の時に焼失しますが、1867年に興宣大院君(フンソン・デウォングン)によって再建されました。周囲は当時の政府庁舎や高官の住宅地であったため、現在も伝統家屋が数多く残っています。
【浅川巧(あさかわ・たくみ)功徳之墓】
浅川巧(1891-1931)は現在の山梨県に生まれ、長じて当時の朝鮮に渡ります。当地で植林事業を成功させ、また白磁等の庶民が使用した工芸品の研究をしました。この研究は民芸運動の柳宗悦に影響を与えました。現代における日韓友好の先駆者であり、今年彼を主人公にした映画『道~白磁の人~』が公開されました。
¶貞洞劇場・美笑(ミソ)ホームページ
http://miso.chongdong.com/jap/main.asp
¶山梨県北杜市[浅川伯教・巧兄弟の紹介]ホームページ
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/komoku/manabu_asobu/bunkazai_geijyutsu/1308290721-1.html
¶映画『道~白磁の人~』公式ホームページ
http://hakujinohito.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿