2012年10月25日木曜日

★韓国鉄道旅行の魅力★


こんにちは。三進トラベルサービスです。
旅行の楽しみの一つとして鉄道の旅があります。韓国の鉄道は総延長で約4000km。全国を網羅しているとは言えませんが比較的、発達した国です。他に6都市に地下鉄、ソウル近郊や釜山に軽電鉄と呼ばれる新交通システムがあります。今回は地方に旅行する際に使う長距離列車についてお話いたします。
韓国の列車は一部の路線を除いて高速鉄道のKTX、在来線の特急に相当するセマウル(새마을)号、同じく在来線の急行と普通列車に相当するムグンファ(무궁화)号、最近新設された電車急行のヌリロ(누리로)号という種別に分かれています。KTXは時速300kmで走る韓国自慢の高速鉄道で現在4路線が運行されており、ソウルから慶州(キョンジュ)や釜山(プサン)、木浦(モッポ)や全州(チョンジュ)などの代表的観光地は通っています。乗り心地は新幹線とあまり変わりませんが、座席の幅が狭く窮屈に感じられます。新型車両はゆったりとした座席で快適です。所要時間は最も遠いソウルと釜山が約2時間40分、ソウル・龍山駅と木浦が3時間20分で34日の旅行でも十分に観光ができます。セマウル号・ムグンファ号は在来線を走る客車タイプの列車で、料金も安く車窓の風景もゆっくりと楽しめます。またKTXはビジネス客が多いのに対し、様々な客層が乗車するので、より韓国の生活感を感じることが出来ます。
ソウルのターミナル駅は3つあります。一つ目はソウル(서울)駅で南西部を結ぶ京釜線(경부선)の出発駅です。大田(대전)・大邱(대구)・慶州(경주)・釜山(부산)きます二つ目は龍山(용산)駅でソウル駅からすぐ南にあり、南東部を結ぶ湖南線(호남선)・全羅線(전라선)・長項線(장항선)の出発駅です。木浦(목포)・全州(전주)・麗水(여수)等に行きます。三つ目は清涼里(청량리)駅でソウル駅から東にあり、東部方面を結ぶ中央線(중앙선)・嶺東線(영동선)の出発駅です。安東(アンドン=안동)や江陵(カンヌン=강릉)に行く時に使います。

ところで外国の鉄道旅行で困ることは切符の買い方です。長距離列車の切符売場は大体窓口なので言葉がわからないと買えません。そこで私が良く使う方法が時刻表で予め乗る列車を第3候補くらいまで調べておきます。韓国の切符は列車ごとに1枚です。乗車する日付、列車番号あるいは乗車する駅での出発時間、乗車駅、降車駅、普通車両(일반실)・特別車両(특실)の別、枚数をメモ帳にハングルで書いてそれを窓口で見せるのです。すると意外と簡単に買うことが出来ます。何か質問された時は、わからない素振りを見せれば向こうで何とか対処してくれます。韓国語での時刻表は駅の売店にありますが、取り扱っていない所もあります。日本では韓国書籍を扱う書店では取り寄せることができます。韓国鉄道公社のホームページにも時刻表が掲載されています。こちらは漢字と英語の表記があります。漢字のハングルの書き方は韓国の情報サイトから調べるとよろしいかと思います。漢字名の横にハングルが記してあります。また、日本で購入する外国人専用のコリアレールパス(KRパス)や日本のJRを使い船に乗って韓国に渡り、汽車旅をする日韓共同きっぷもあります。

ヘラン号という23日、34日で韓国国内を周遊する豪華列車も運行されており、ゆっくりと楽しむ汽車旅や観光地を巡るツアーも人気です。
のんびり車窓から眺める風景は韓国らしさをより実感することが出来るでしょう。

★駅名を調べる
コネスト韓国地図
※検索に駅名を入れます。

★時刻を調べる
韓国鉄道公社
※時刻表시간표、料金表운임표セマウル号とムグンファ号は일반열차
파일열기をクリックするとエクセルで表示されます。

三進トラベルサービスのホームページ

ソウル駅で出発を待つKTX



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