先月、日韓国交正常化50周年を記念して、新国立劇場(東京)で上演された創作オペラ 『ザ・ラストクイーン』。
李方子さまといえば、ソウルの昌徳宮を回ると最後にたどり着く、簡素なたてもの楽善斎を思い出しますよね。ここに方子さまは平成元年までお住まいだったとか。ガイドツアーに参加したときに、ガイドさんも方子さまの人となりのすばらしさに熱く語られていたのを思い出します。
日韓両国の懸け橋となった王妃・李方子(りまさこ/イバンジャ)さま。
日韓併合後の政略結婚とはいえ、大韓国の皇太子・李垠(り・ぎん/イ・ウン)殿下に嫁ぎ、両国融和の象徴だったお二人。
日本の敗戦と共に、二人は皇族の地位も、日本国籍も、財産も失います。
1970年、夫の李垠殿下が死去。しかし、その後も日本には戻らず韓国に留まりました。そして反日感情の渦巻く韓国で、「日本人になにができるか」として冷ややかに見られる中で、障害児教育に力を入れ、韓国社会に貢献。
そして、「韓国のオモニ(母)」と呼ばれ、徐々に受け入れられていきます。87歳で死去したときは、皇太子妃の準国葬として扱われ、葬列は1キロにも及び、韓国国民がその死去を痛んだとか。
『ザ・ラストクイーン』はソプラノ歌手で、東京生まれの在日韓国人2世のソプラノ歌手田月仙さんが10年にわたり構想を続けてきた創作オペラ。
このオペラをきっかけに、再び李方子さまの歩んだ道や功績への関心が高まっています。三進トラベルサービスでは、その声に応えて、田月仙さんとともに、方子さまの軌跡をたどるツアーを実施します。とても意味のあるツアーになっております。
このオペラをきっかけに、再び李方子さまの歩んだ道や功績への関心が高まっています。三進トラベルサービスでは、その声に応えて、田月仙さんとともに、方子さまの軌跡をたどるツアーを実施します。とても意味のあるツアーになっております。
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