韓国に眠る浅川巧を描く史実に基づく物語、吉沢悠主演映画『道～白磁の人』

明日、世界が滅びるとしても、
今日、あなたは木を植える。

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日本と韓国をつなぐ、一本の映画をご紹介致します。

浅川巧という人を御存じでしょうか。
今から7～80年前の朝鮮にて荒れ果てた山林の植林活動を推進し、李氏朝鮮時代に発達した陶磁器・朝鮮白磁の魅力にはまり、その保護に取り組んだ日本人です。その浅川巧の生涯を描いた映画『道～白磁の人』［2012年6月9日(土)公開］の試写会に行って参りました。

映画は巧が林業技師として朝鮮に渡った1914年(大正3年)から巧が40歳の若さで亡くなってから14年後の1945年(昭和20年)までを時系列に描いています。朝鮮に緑を植えるという使命感と日本と韓国の不幸な時代における双方の無理解に挫折しながらも懸命に邁進する姿が印象的です。

ソウル・忘憂里の浅川巧の墓前にて左からペ・スビン、吉沢悠、高橋伴明監督
















『道～白磁の人』
監督：高橋伴明
製作総指揮：長坂紘司
エグゼクティブプロデューサー：與田尚志、倉内均
プロデューサー：紀伊宗之、小川勝広
原作：江宮隆之
脚本：林民夫
キャスト：吉沢悠、ペ・スビン、酒井若菜、石垣佑磨、塩谷瞬、黒川智花、近野成美、チョン・ダヌ、チョン・スジ、市川亀治郎、堀部圭亮、田中要次、大杉漣、手塚理美
公開：2012年6月9日 新宿バルト9他にて全国ロードショー

公式ホームページ
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『道〜白磁の人〜』特報

浅川巧が植えた松の木にて、主演の吉沢悠とペ・スビン