ソウルから日帰りできる忠清北道の観光地① 青南台
韓国の中央部に位置する忠清北道(チュンチョン・プクト)は唯一海岸を持たない内陸の道です。他と比べて有名観光地が少なく、専ら通過する事の多い地域ですが、あまり知られていないだけで、楽しく面白い所はたくさんあります。また、ここはソウルから150km前後なので、日帰り観光が可能です。今回はソウルからの日帰りオプショナルツアーとして最適な観光地を紹介します。
忠清道の大都市・大田(テジョン)の東に位置する人工ダム、大清湖のほとりに建つ韓国大統領の別荘、青南台(チョンナムデ)です。青南台は1980年に当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領が周辺の環境の良さを気に入り、大統領専用の別荘として建設したのが始まりです。その後、歴代の大統領が使用してきましたが、2003年に廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領によって一般に開放されるようになりました。
内部は別荘としての本館と2007年に完成した大統領歴史文化館、それにジョギングコース、ゴルフ場、植物園等が備わっています。本館では解説士がリビングやキッチン、寝室など各部屋ごとの使い方について説明を受ける事が出来ます。大統領歴史文化館では韓国の歴代大統領の公私にわたっての足跡が詳しく展示しており、近代韓国を知る上で貴重な資料となっています。また、周辺は散策コースとなっており、ウォーキングを楽しむことができます。アクセスは京釜高速道路から清原JCで清原尚州高速道路に入り、文義ICで高速を降りて40分です。ただしバス利用の場合は事前にインターネットにて予約が必要です。
観覧時間は09:00~18:00(12月、1月は09:00~17:00)です。入場市内バス運行時間は09:00~16:30(12月、1月は09:00~15:30)、入場料は2400ウォンとなります。定休日は毎週月曜日と1月1日、旧正月、秋夕です。
大統領の別荘という観光地としては珍しい所なので、是非一度訪れてみるのもよろしいのではないでしょうか。
青南台正門
青南台正面玄関
青南台
青南台
紅葉が美しい青南台
植物園も併設されています。
敷地内にあるウォーキングコース
大都市・大田の水がめ 大清湖
大統領歴史文化館に展示されている歴代大統領の写真
近年の歴代大統領
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