2012年11月22日木曜日

一味違う韓国の高速道路

最近、韓国旅行もソウルや釜山だけでは飽き足らず地方へ出かけるツアー等もたいへん多くなりました。
日本と同じように、韓国全土に今や、くまなく高速道路が発達しどこへ出かけるにもさほど不便を感じなくなりました。韓国人も週末になると日本と同じように郊外へドライブに出かけたいへん道路も混みあいます。ただそこは韓国。似て非なるものが必ずあります。



専用レーン

まず、写真のように、バス専用レーンがあり、マイカー渋滞をよそ目にスイスイです。やっぱり地方の移動はバスが一番!
 また、中央分離帯がコンクリート壁ひとつという区間がありとても危なっかしいところです。日本にもそのような区間があるかもしれませんが緑地ゾーンというのがあまり見かけられません。
今では遠い話になりましたが、この国はまだ休戦中、有事には滑走路になると良く聞いていたので中央分離帯はやはり何もない方が便利?というわけでしょうか。 ちなみに、今から20年以上前の記憶ですが、中央分離帯がナ、ナント絵で書いた松の木が等間隔で並んでいたのを覚えています。



中央分離帯

さて、休憩所に入るのも楽しみの一つですが、日本のそれとあまり変わらない感じで各所にサービスエリアなるものがあります。



サービスエリア

洗面所

ところが驚くのは、公共の駐車スペースに軽トラックが陣取り、雑貨を売るものあり、カーステレオで楽しみなさいと言わんばかりの韓国トロットの音楽テープをボリュームいっぱいに轟かせて販売するおじさんあり、実演販売で台所用品を販売するマネキンおじさんあり、『ちゃんと道路公社に許可もらってやってんの?』という疑問もわいてきます。
トイレに入れば、日本と違って手洗い場の洗剤は石鹸を使用し、しかもその檸檬型の石鹸を金属棒にセットし、手をつけるとくるくる滑り回りながら、最後に小さくなるまで使う無駄の無さに感服です。
路上販売
 
メインの建物内部はコンビニと食堂になっており、食堂のメニューはB級グルメのオンパレードです。

忠武キムパプ(中に具がない慶尚南道統営の名物海苔巻)やらトポッキやらうどん、ハットグ(日本のアメリカンドッグ)、串刺しおでん、ソセジ(日本のフランクフルト)、紙コップに入れるフライドポテト、ホドゥカジャ(クルミパン)、ホットックなどなどいろいろ楽しい限りです。


販売員

そして、私がもっと楽しいと思うのが、写真の女性のスタイルです。スッチー?バスガ~ル?てな格好でそれらのグルメを売るおばさんたちです。

けっしてお姉さんはいません^^; 

韓国ではタクシーの運転手さんのことを、技師様(キサニム)と呼んでいるように、こちらの売り子のオバ様たちも、やはり誇りを持って働いているようです。 
そんなわけでどうぞ皆様も地方へいい空気を吸いに出かけてみましょう!また新しい発見があり胸がときめきくこと請け合いです。
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