2013年2月10日日曜日

【韓国の郷土料理・大邱】タロクッパプ(따로국밥)

日本にもその土地その土地の郷土料理があるように、韓国にもその土地ならではの郷土料理があります。今回は大邱(テグ)の郷土料理・タロクッパプ(따로국밥)を紹介します。



 大邱は韓国の南東部に位置する韓国第4位の大都市で、日本の政令指定都市に当たる広域市になっています。また、周辺地域の行政区域である慶尚北道の道庁所在地でもあります。

八公山(パルゴンサン)や伽耶山(カヤサン)などの山々に囲まれた盆地で、夏は暑く冬は寒い気候です。
大邱の周辺は慶州(キョンジュ)や海印寺(ヘインサ)、安東(アンドン)等の観光地が多く交通の要所となっています。
タロクッパプは牛肉の出汁をベースにネギなどの香味野菜や牛の血の塊が入ったスープで、酔い覚ましとして食べるヘジャンクク[解腸湯]とよく似た料理です。スープの他にご飯とキムチ、お好みで入れるニラがついています。
タロクッパプは元々大邱地域で食べられていた普通のクッパプで、スープの中にご飯が入った状態で客に出していましたが、20世紀半ば位から「スープとご飯を別々に出してくれ」という客の要望に応じて現在のような形になったとのことです。
タロクッパプの「タロ」とは「別々に」という意味です。
昼食にもってこいの料理で、気軽に食べる料理として大邱の人々から愛されています。


大邱の中心部・中央路

そのほど近くに創業70年近い老舗のタロクッパプ専門店

その店内です

スープとご飯、それにキムチと薬味のニラが付いてきます

大邱の繁華街 東城路(トンソンノ)

全国的に有名な漢方薬問屋街・大邱薬令市

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