2013年12月18日水曜日

古都・慶州で自分の体をいたわる ― 花村(コンマウル)韓方病院

韓国を代表する古都・慶州は、紀元前57年から935年まで千年にわたって王朝を築いた新羅の都です。その時代の仏教文化を伝える「石窟庵」(ソックラム)と「仏国寺」(プルグクサ)が1995年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録され、世界中から観光客が訪れる地でもあります。  その後、2000年には遺跡が多く集まる慶州市一体の地区が「世界遺産慶州歴史遺跡地区」に指定され、さらに2010年には朝鮮時代の儒教文化を伝える「良洞村」が、安東の河回村とともにユネスコ世界文化遺産に搭載されました。  そんな歴史の香り漂う慶州を観光するなら、ついでに、韓国式の韓方病院に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか? 花村(コンマウル)韓方病院は、慶州とソウルにある韓国で有名な漢方医院。どちらも予約がないと入れないほどの人気で、患者さんたちは不眠、冷え、便秘、皮膚病、肥満などの悩みを抱え、一時的ではなく、体の中から直したいと訪れる方が多いそう。
まずは血圧を測定し、先生のカウンセリングを受けます。先生はとてもやさしい方で、安心して相談できました。 その後、さまざまな機械で、血液検査、ストレス診断などを受け、その場で自分の体の状態を示してくれます。指先を針で刺して採った血を顕微鏡で見てもらったところ、「血液の状態がとてもきれいです」とのお言葉。
検査の結果を持って、体質が四象体質のどれに当てはまるか先生に診断してもらいます。私は、太陰人(テウミン)というグループに診断されました。体に合わない食べ物などを日本語で記した表をもらいました。気になることを相談すると、食べたほうが良いもの、控えたほうが良いもの、生活に取り入れたい運動などをアドバイスしてくださいます。
〔上〕ハトムギ茶をたくさん飲むこと、1日40分ほどの軽い運動を薦められました。
〔上〕プハン(カッピング)もあります。血行を良くし、デトックス効果を高めるそうです。
〔上〕お灸をしているところです。ベッドの背中部分にも穴が開いていて、遠赤外線で下からも温めます。 今回は診断と、カッピング、お灸を体験しましたが、希望があればご自身に合わせた韓方薬も調合してくれます(ただし、薬を受け取りが翌日以降になります)。 また、日本語ができる先生もいらっしゃいますが、通訳の方がいたほうがよいでしょう。 花村の韓方治療体験の予約やツアーは以下よりお問い合わせください。アレンジも承ります。 【釜山発着地方】 慶州<韓方治療&体験>1日ツアー

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