2013年12月5日木曜日

新見寿美江先生と行く「第2回陶磁器紀行」

ベテラン韓国ライターの新見寿美江先生と行く旅。好評につき新たに企画された「第2回 陶磁器紀行」は秋深まる慶尚南道を巡る旅でした。

真っ盛りの紅葉が歓迎するなか、初日は金海粉青陶磁館をゆっくり見学、展示品を見ながら、陶磁器の話で盛り上がり、今回初めてツアーに参加された方も2回目の方も皆打ち解け、和気あいあいとした雰囲気でのツアーとなりました。

翌日はまず熊川(ウンチョン)へ。朝鮮時代の陶窯址で9つの登窯跡とそこから発掘された陶磁器の破片を実際に見て、いにしえに思いをはせ、次の見学地の山清(サンチョン)では陶芸家・閔泳麒先生を訪ね、温かいおもてなしと美しい作品に時の経つのも忘れるほど。次に訪れた河東(ハドン)では韓国で最初に茶が植えられた地を訪ね、夕焼けに山が真っ赤に燃えるなか、夕暮れの静かな双渓寺を訪れました。

展示館
熊川陶窯址展示館


新見先生とツアー参加の皆さん

3日目は初雪が降るなか、梁山(ヤンサン)で森野屯地窯・申正熙窯、と2箇所の窯元を巡り、通度寺へ。お寺ではお坊さんたちのキムジャン(キムチ漬け)にも遭遇しました。男性ばかりのキムジャンは一風変わった光景でした。

最終日は釜山博物館と釜山女子大学を訪問。釜山女子大学の茶器博物館の素晴らしいコレクションには目を見張るばかり。引き続いて、韓服に着替えての韓国式茶道体験も皆さん楽しそうに取り組まれていました。韓服もとてもお似合いでした。

韓服に着替えての韓国式茶道体験
韓服に着替えての韓国式茶道体験

今回、全国から集まった皆さんは、本当に陶磁器やお茶のお好きな方ばかりで、博物館の展示をひとつひとつ丹念にご覧になり、作家先生とのお話にも身を乗り出して熱心に質問され、お互いに陶磁器について語り合い、始終和やかな雰囲気でした。

新見先生はムードメーカーとしても大活躍、バスの中でマイクを持って移動し、参加された皆さんにインタビューしたり、夕食で立ち寄った市場では、急きょお菓子屋さんの売り子に大変身し、私達にいっぱいおまけをしてくれたり、気さくにニックネームで呼び合ったり、と、お茶目な新見先生のおかげで旅がさらに楽しくなりました。

新見先生が売り子さんに変身!

参加された皆さんから「メンバーが皆さん優しく好い人ばかりで楽しく旅行が出来ました。」というお声をいただき、大変ありがたく、うれしく思いました。
第3回で皆さんと再会できますように。また、新たなメンバーも加わり、陶磁器ファンの輪が広がっていくことを期待しています。

【新見寿美江(にいみすみえ)先生】 
プロフィール 
編集者・フラワーデザイナー 
国内外の旅行ガイドブックを企画編集する一方、韓国文化への関心が高く陶磁器の里や塩づくりの島、蕎麦畑やマッコリの蔵元など食に関するふるさとを訪ね歩いている。また、現在は気の向くままに作った陶磁器に草花をあしらうことを楽しみとしている。 
著書:『韓国陶磁器めぐり』『韓国食めぐり』(JTB刊)近著『ソウル韓方入門』(叢文社)他 

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