2012年5月22日火曜日

【おすすめツアー】マッコリ紀行*パンソリ鑑賞&グルメ&学忍堂に泊まる全州4日間

韓国の伝統酒・マッコリ。最近ではスーパーマーケットでも置かれるようになるくらい人気を集めております。地元韓国でも健康志向の高まりからマッコリが見直されるようになり、大手酒造会社はもちろん地元で細々と製造してきた小さな醸造元もいろいろなバリエーションのマッコリを製造・販売するようになりました。このマッコリを中心に韓国の伝統文化に間じかで触れるツアーを作りました。舞台は古都・全州(チョンジュ)です。韓国南西部・全羅道(チョルラド)の中心地として古くから栄え、高度な文化が花開いた所です。本ツアーでは古典芸能のひとつ・パンソリ鑑賞、様々な食材が集まった場所柄ゆえ発達した様々な全州料理の食事、そして韓国の都市では数少ない伝統家屋地区・韓屋(ハノク)の宿泊など、今までのパッケージツアーには無い企画をご用意させて頂きました。マッコリ紀行と題し4つの韓国を代表する伝統文化を心ゆくまで味わって頂く3泊4日の旅です。

≪出発日≫ 2012年7月26日(木) 
≪期 間≫ 2012年7月26日(木)から7月29日(日)までの3泊4日 
≪出発地≫ 成田・羽田・札幌・新潟・中部・関西・岡山・広島・福岡 
 


<ツアーポイント>

❀爽❀マッコリ❀❀ 

全州マッコリタウンでは安い飲み屋でやかんに入ったマッコリと沢山のおつまみが出てくる、昔から庶民の間で親しまれている飲み方です。大いに飲んで大いに味わうことのでき、マッコリを手軽に古き良き時代の店の雰囲気も楽しみながら頂けます。 
 
❁音❁パンソリ❁❁ 
全州伝統文化館(全州伝統文化センター)で毎月第4金曜日に開催されているパンソリ常設公演を鑑賞致します。 
 
❂味❂グルメ❂❂ 
食の都・全州にて韓定食・全州ビビンバ・コンナムルクッパ・全州釜飯といった最高の味をご賞味頂けます。 
 
❃癒❃学忍堂❃❃ 
100年以上前に建てられた伝統家屋の韓国高級旅館にご宿泊。暖かい韓屋の温もりを心行くまで感じられます。 
 
【全羅北道(チョルラ・プクト)と全州市(チョンジュ)】 
全羅北道は韓国南西部に位置し、かつては南部を含めて全羅道と呼ばれていました。西部は海岸と平野、東部は山岳地帯と多様な自然景観を持っています。このため豊かな農産物を産出し、特に米は昔から韓国の穀倉地帯と呼ばれるほど上質の物が生産されています。その物資の集積地となったのが全州です。1000年以上続く歴史を持ち、三国時代には完州(ワンジュ)という百済の都市として文献に登場します。統一新羅時代末期は後百済国の首都にもなりました。全州は平野部と山岳部の境に位置して、その両方から取れる作物を取引される街として繁栄しました。このため料理・音楽・工芸等の多様な文化が花開きました。全州は慶州(キョンジュ)・安東(アンドン)と並ぶ韓国の地方を代表する国際観光都市のひとつです。 
 
【全州韓屋村(チョンジュ・ハノクマウル)】 
全州韓屋村は韓国伝統家屋が多数保存されている地区です。約700棟あり、テーマパークではなく実際に住人が暮らしています。都市にある伝統家屋地区は韓国では非常に珍しくソウルの北村(プクチョン)に次ぐ規模を誇ります。かつては荒廃していましたが、近年の伝統文化の見直しにより整備が進みました。縁の反った瓦屋根、黒々とした木造建築、人の背丈ほどの土塀に細い路地、今の韓国には無い景色・雰囲気にワクワクさせられることでしょう。家屋群の中に宿泊施設や展示施設、美術製作体験施設など旅行者が伝統文化に触れる場所が数多く設けられています。 
 
【マッコリ(막걸리)】 
韓国の伝統醸造酒です。アルコール度数は約5%、どぶろくのように白く濁った酒で、やや甘めで弱く炭酸が効いているので飲み越しは爽やかです。別名を濁酒(タクチュ)、また農作業の合間に喉の渇きを潤すために飲まれた事から農酒(ノンジュ)、各家庭でも広く作られたので家醸酒(カヤンジュ)等とも呼ばれています。かつては韓国の代表的な酒として飲まれましたが、1970年頃から焼酎やビールに押され近年は消費量が大きく落ち込んでいました。しかし2009年から健康志向や日本での消費量増大が逆輸入する形で韓国でもマッコリが再び見直されるようになりました。現在ではかつての古い韓屋でやかんに入ったマッコリを気軽に飲むスタイルからフルーツを混ぜたマッコリをオシャレなバーで楽しむスタイルなど様々な形で親しまれています。 
 
【パンソリ(판소리)】 
全羅道で発達した古典芸能で歌い手と太鼓の二名で行う演劇です。太鼓の拍子に合わせながら歌い手が抑揚の効いた声で春香伝(チュニャンジョン)や沈清伝(シムチョンジョン)等の古典文学の物語を歌います。全羅道東部の東便制(トンピョンジェ)と西部の西便制(ソピョンジェ)の流派があります。西便制は林權澤(イム・グォンテク)監督の映画「風の丘を越えて」のテーマとなりました。現在は各地で定期公演が行われているのをはじめ、海外でも公演が行われ高い評価を受けています。パンソリは韓国文化の神髄の一つです。 
 
【グルメ・全州料理(전주음식)】 
朝鮮半島南西部に位置し東に山岳、西に平野と海岸を持つ全羅道は古代から豊かな土地でした。貴族階級の両班(ヤンバン)をはじめ一般庶民でさえ他の地域ではなかなか食べられない物を普段から食していたと言われています。その物資の集積地・全州は高度な料理が発達しました。宮廷料理を起源に持つ韓定食(ハンジョンシク)、たくさんの肉や野菜(ナムル)を温かいご飯の上に載せ唐辛子味噌(コチュジャン)を絡めて混ぜて食べるビビンバ、酔い覚ましの軽い食事・コンナムルクッパ(モヤシスープ御飯)等、韓国国内で食べられている全州発祥の料理は数多くあります。 
 
【学忍堂(ハギンダン)】 
全州韓屋村の中で最も古くからあり、朝鮮王朝末期に両班の邸宅として建設されました。日本統治時代は芸術家のサロンとして、1945年の解放後は政治家の宿泊所として使われました。韓国独立の父と言われる白凡・金九(キム・グ)も宿泊しました。建物は韓国式をベースにして和風・洋風も取り入れた建設当時の風習を良く表しています。 


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